(注)
作者は日本語訳された5巻までしかよんでおりません。
これから先に、「この状況」がかかれていた場合、この文章とくい違っていることも
あると思います。
ですが、今回は、原作指定の前の文章、ということで、認識してよんでいただけると
幸いです。





37.シリウス






決して届かない感謝の言葉を君に。



気づいたら外は真っ暗だった。
何の影響だかは、すぐにわかった。
ヤツだ、ヤツがきたんだ。


リリーとハリーを逃がして、僕はこうして玄関に立ち尽くしている。
僕はここで果てるんだろうな。そう思いながら玄関の扉を見つめている。

壁にかかっている写真。視界にはいって、思わず微笑んだ。
楽しかった、あの日々に。
もう戻れない、あの日々に、最後の挨拶を。

「リーマス・・・シリウス・・・」

そう言って、写真にそっと触れた。

「楽しかった。君たちと一緒にすごせた時間が。
 僕の人生の中でも、1番誇れる時間だよ。」

ニコリと笑顔をうかべた。

「リーマス・・・狼人間だからって、ひねくれるんじゃないよ。
 それと、シリウス。」

写真から、仲良し4人組が手をふっていた。

「・・・ごめん、本当にごめん。
 君はまだ、秘密の守人だと思われてる・・・。
 誰にも言ってないんだ。僕達と君だけの秘密だったんだ。
 だから、君が・・きっとアズカバンに・・・っ」

視界がぼやけた。

「謝っても謝りきれないけれど、君は本当に、僕のたった1人の大親友だよ。
 リーマス・・・お願いだから、信じてやってくれ。
 シリウスじゃないんだ。シリウスがやったんじゃないんだ。シリウスを、信じて・
・・」

ガターンと大きい音がした。



ヤツが・・・くる。

大きく深呼吸して、杖をかまえた。
扉の隙間から光が見える。僕もこの光につつまれて死ぬのだろう。


ドアがきしんだ。
ドアの木がふきとんで、破片が頬をかすめていった。


破片の1枚が、写真に突き刺さった。





・・・シリウス・・・









ありがとう









「                !!!!」








おわり。










37 シリウス * 星状みやび
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